About Nagoya Jiryukai
会長挨拶
令和4年度 名古屋而立会第49代会長
年間テーマ
「人を活かす〜進化し続ける企業になるために〜」
株式会社サンアート印刷 若園俊介
コロナウイルスの影響が出始めて、丸2年が経ちました。私が社長に就任したのが2019年10月。思えばずっとコロナの影響を受けてきました。企業の代表として、運転資金の確保、売上・利益の創出など取り組んでまいりました。
そんな2年間で一番悩み・苦労したのが「人」に関することでした。経営者の判断が「人」の人生、もっと言えば「人」の命に関わると言っても、過言ではないということを実感いたしました。
またコロナに関わらず、もともと私自身が今までの人生の中で、身をもって感じてきたのが、「モノは人がつくる」「人からモノを買う」ということでした。いくら優れた設備があっても、どんなに魅力的なサービスがあっても、「人」が使い、「人」が作り、「人」が売ります。そしてどんなに効果的な仕組みを構築しても、「人」が怠れば何も意味をなしません。 だからこそ「人」で差がつくと本気で思っています。
「結果が出ないのは社員の能力が低いから」「指示したこと・決まったルールを社員がやらなかったから」と思っている人もいるのではないでしょうか?しかし、社員の能力を活かしきれていない、発揮させることができていないのは、我々経営者・リーダー自身に原因があるのではないかと私は考えました。
そこで令和4年度は、『人を活かす〜進化し続ける企業になるために〜』を年間テーマに掲げ活動してまいります。
自社の社員を最大限に活かすための環境づくりや関係性の作り方。新規雇用をするとき、または研修時のポイントなど我々が会社で何をすべきかを学び、社員の能力を引き出し自社の進化につながる例会を設営していきます。自主的に考え、判断し、行動・発言が出来る人財。そんな人財に社員を導くことの出来るリーダーが作る組織は、どんな状況にも屈しない力を発揮出来ると考えます。
名古屋而立会は質の高い例会を毎月真剣に設営している会であると確信しています。
コロナ禍の2年間も、どんな活動が出来るか、今何をすべきかを本気で考え行動してまいりました。
これからも、コロナに関わらず大きな変化の波は必ずやってきます。そんな波を乗り越えるため、どんな状況にも揺るがないためにも、進化し続ける企業を目指し、この本気の名古屋而立会で仲間と一緒に学び行動していくことを心がけ運営してまいります。
