例会テーマ

知識や経験を共有する事で生産性を高める

例会主旨

明確な数値や文章の見える化だけでなく、優秀な従業員やベテランのカンやコツ、経験から培われたノウハウなどの明確に表す事が難しい知識を共有することで、業務の属人化の解消、業務フローの見直しによる業務の効率化、技術の継承による品質の向上などに繋がり、生産性が高まるのではないでしょうか。

実際我が社では、コロナ禍での感染症対策や雇用調整助成金申請のための出勤調整を行った際、「この人しかできない作業」というものがあることで、生産工程に影響が出ました。
また、従業員の高年齢化が進んでいる中で、その人が持つスキルや経験に頼っている部分が多く、その知識や技術を継承していく必要性を感じています。

そこで5月例会では、アクセラテクノロジ株式会社の村上修司氏に、組織の財産となる知的資産を共有し活用する事で、業務の効率化を図るナレッジマネジメントについてご講演いただきます。
ナレッジマネジメントの基礎理論であるSECIモデルと呼ばれるプロセスを経ることで、個人が持つ暗黙知をどのように形式知に変換し共有していくかについて体験をもとにお話しいただきます。

本例会と通じて、属人化していた作業や優秀な従業員・ベテランのスキルや経験を社内で共有し、組織の知的資産を増やしていく事で、品質や生産性の向上につなげていきましょう。

名古屋而立会会員の方はこちらより出欠登録を行って下さい。

講師紹介

村上 修司 氏

1998年、住宅建材メーカーに入社。
経理社員として配属され、11年間は工場経理に従事し、国内7工場を回る。
その後本社経理部に異動し、全社決算や経理部門全体の教育関連事業に携わる。
2016年4月、工場経理時代に自ら立ち上げ地道に築き上げてきたナレッジマネジメント活動の全社展開がミッションとなり、情報システム部へ転属。
2018年9月、会社の枠を超えたコミュニティ「SEKILALA(セキララ)」を設立。
2019年6月、日本ナレッジマネジメント学会理事に就任。
2020年2月より、愛知県常滑市の企業ミュージアムに赴任。
2021年3月に退職、4月からアクセラテクノロジ株式会社勤勤務。

スケジュール
日時 令和3年5月18日(火) 18:30〜20:30
会場 メディアージュ愛知 3F
※コロナの状況次第で変更になる場合があります。
スケジュール 18:00〜18:30 受付開始
18:30〜18:45 6月例会案内、7月例会案内、緑友・愛印工、会長挨拶、主旨説明
18:45〜20:15 講演
20:15〜20:25 質疑応答
20:25〜20:30 謝辞、而立会ソング
緊急連絡先 ミライアル委員会 服部副委員長
懇親会について 店未定  20:45〜
※コロナの状況次第で変更になる場合があります。
次回例会のご案内 6月例会担当:成長促進委員会
7月例会担当:アクティブ委員会